【目次】

はじめに

第1章　グローバルコミュニケーションの文明論的諸相

第2章　デジタルネットワーク時代の地球的命題

第3章　知識社会の可能性とマスメディアの興亡

第4章　国際ジャーナリズムの構造変化と表現の自由論

第5章　メディア社会の近未来像と文明病理

第6章　文明のマクロ転換とジャーナリズムの課題

第7章　メディア時代の地球論理と構成力

Summary―A Century of Global Media

あとがき

主要参考文献一覧

【著者略歴】

山本 武信 （やまもと たけのぶ）

1954年福岡県出身。九州大学哲学科卒業。1980年共同通信社入社。経済部、産業部、金融証券部、外信部などを経てボン特派員、フランクフルト支局長、外信部兼経済部次長を歴任。この間、ヨーロッパ、ソ連、アジア、オセアニアなど世界40カ国以上で取材した。2003年大同工業大学情報学部教授に就任。日本マス・コミュニケーション学会、日本ＥＵ学会会員。専門は情報メディア論、国際ジャーナリスト論、ヨーロッパ論、現代文明論。

著書
『裏切られた親和―素顔のドイツ』作品社（1995）
『ユーロ生誕』共同通信社（1998）
『ベンツの興亡』東洋経済新報社（1998）『星の王子さまからの警鐘』共同通信社（2000）
『ユーロ誕生への道』共同通信社（2000）
『ＩＴ革命とメディア』共同通信社（2001）
『ライフワークのすすめ―ダ・ヴィンチと道元に学ぶ』早稲田出版（2002）
『大学教授になれる本の書き方』早稲田出版（2003）
『地球メディア社会―進化と自壊の構図』リベルタ出版（2004）

共著・訳
『欧州はユーロでどう変わる』東洋経済新報社（1998）
『60億人の地球家族』共同通信社（2001）
『米中枢同時テロ事件―21世紀の試練』共同通信社（2001）
『最新英語キーワードブック』小学館（2003）
『最新英語情報辞典web版』小学館（2003）ほか多数。

最近の主要論文
「実存分析における主体的自由」〔1〕〔2〕神戸親和女子大学『研究論叢』第30号（1996）、第31号（1998）
「随意運動における心と脳―ヤングの対エックルス批判への哲学的検討」『科学基礎論研究』第94号（2000）