【目次】

まえがき目次

第一部　労働党首相アトリーの内外政

はしがき
第一章　『ベヴァリッジ報告書』
第二章　ベヴァンの福祉政策
第三章　アトリーの再軍備政策
第四章　ベヴァンの辞職
むすび

第二部　保守党首相マクミランの内外政

第一章　一九五九年の総選挙におけるマクミランの戦術
　はしがき
　一　選挙綱領
　ニ　イメージ操作
　三　選挙運動
　むすび

第二章　マクミランの帝国政策
　はしがき
　一　自治領への旅
　　（1）インド、パキスタン、セイロン
　　（2）ニュージーランド、オーストラリア
　二　アフリカへの旅
　　（1）ガーナ、ナイジェリア
　　（2）ソールズベリ、ケープタウンでの演説
　むすび

第三章　マクミランのヨーロッパ政策
　一　「不名誉な孤立政策」
　二　大転換
　三　失敗
　むすびに代えて

第四章　マクミランと英連邦移住法
　一　背景
　二　上程・論争・結着

第三部　労働党首相ウィルソソの内外政

はしがき
第一章　ウィルソソのパーソナリティ−
第二章　平価切り下げ問題
第三章　ローデシア問題
第四章　E ・ E ・ C加盟問題
第五章　イギリス本国への移住問題
第六章　防衛問題
むすび
第三部の略年表

あとがき
参考文献
人名索引・事項索引

【著者略歴】

坂井 秀夫 （さかい ひでお）

1924年　新潟県に生まれる
1948年　東京大学法学部卒
元関西学院大学法学部教授・元専修大学法学部教授
元神戸大学・東京大学兼任講師
専攻は近代ヨーロッパ政治外交史

著書『政治指導の歴史的研究―近代ィギリスを中心として―』（創文社）、 『現代の開幕』（福村出版）、『英ソ関係史序説―内政と外交』（同）、『近代イギリス政治外交史（全四巻）』 （創文社）、 『イギリス外交の源流』（同）、『イギリス・イソド統治終焉史 』 （同）、『興隆期のパクス・ブリ夕ニカ』（同）、『英帝国衰亡の一断面』（同）、『戦後ィギリス労働党政治の一素描』（リーべル出版）