
【解題・年譜】 榑松かほる (桜美林大学教授)
全7巻・A5判・上製・総3,460頁
定価126,000円(本体120,000円+税)
ISBN978-4-284-00095-6
2007年11月
- 明治・大正・昭和戦前期、教育学会の重鎮として積極的に活動した教育学者・吉田熊次(明治7年〜昭和39年)、初めての著作集。
- 吉田熊次の教育関係雑誌への寄稿論文数は実に700点ほど、単著書は60冊を超える。本著作集は、そのなかから各時代を表す著作に限定し、近代国家、近代学校と教育学研究との関連で代表的な8冊を選んだ(明治は第1・2巻、大正は第3・4巻、昭和は第5〜7巻)。
- 第7巻巻末に、榑松かほる(桜美林大学教授)による解説と年譜を付す。
【底本および巻構成】
- 社会的教育学講義 (明治37年 金港堂)
- 系統的教育学 (明治42年 弘道館)
- 西洋教育史概説 (大正8年 目黒書店)
- 本邦教育史概説 (大正11年 目黒書店)
- 国体明徴の方法原理 (昭和11年 国民精神文化研究所)
事変と教育 (昭和12年 国民精神文化研究所) - 修身教授と国民道徳 (昭和12年 教育研究会)
- 国民学校教育論 (昭和16年 教育研究会)