
全7巻・A5判・上製・総2,700頁
定価98,700円(本体94,000円+税)
ISBN978-4-284-10103-5
2008年2月
- 大正から昭和時代、幼児教育・障害児教育から高校・大学教育にいたる広範な分野において活動し、教育科学運動を指導・推進して、膨大な業績を残した心理学者・教育学者 城戸幡太郎(きどまんたろう)の初めての著作集。
- 城戸の出発点となる第1巻『書及び書方の研究』(卒論を基に前後に東大心理学教室の松本亦太郎教授と増田惟茂助教授の論が付された貴重本)から、教育・心理・保育関係の代表作を収めた第2〜5巻、入手しにくい第6巻『民生教育の立場から』、戦後の教育科学を構想した第7巻『教育科学的論究』までを収録。
- 学術の諸分野でいまだ全集・著作集が刊行されていない著名人の代表的著作を選択し復刻するシリーズ「学術著作集ライブラリー」の1つ。
【底本および巻構成】
- 書及び書方の研究
(大正8年 心理学研究会 松本亦太郎・増田惟茂と合著) - 文化と個性と教育 (大正14年 文教書院)
- 心理学概説 (昭和6年 岩波書店)
- 生活技術と教育文化 (昭和14年 賢文館)
- 幼児教育論 (昭和14年 賢文館)
- 民生教育の立場から (昭和15年 西村書店)
- 民生教育のありかた (昭和22年 社会社)
教育科学的論究 (昭和23年 世界社)
(付)主要著作目録・略年譜