【底本】
『ものの考え方―哲学以前―』 (要書房・1954年)
【目次】
序に代える手紙
考える楽しみ 疑いについて 哲学について
倫理学について 美について 宗教について
幸福について 快楽と苦悩について 運命について
孤独について 経験について 告白について
嘘について 感覚について 羨望について
嫉妬について 恐怖について 怒りについて
憎悪について 悲哀について 教養のために
世紀を代表する思想
―― 一九五〇年に、二十世紀の前半の思想を回顧すること――
西洋思想一覧
巻末に添える手紙
【著者略歴】
串田 孫一 (くしだ まごいち)
詩人、哲学者、随筆家。1915年11月12日〜2005年7月8日。
東京都生まれ。東京帝国大学哲学科卒業。1960年より東京外国語大学教授、同大学のほか國學院大学、武蔵野美術学校などで哲学を講じる。哲学・思想関係の著述だけではなく、登山家としての体験を踏まえた山の紀行・エッセイ、植物や気象などの自然界の観察結果を詩的な文体に記した自然随筆、さらには人生的思索を柔軟な筆致でつづった人生論・幸福論など、その執筆分野は多岐にわたる。初見靖一のペンネームを持つ。著作には、『愛の彷徨』(創文社・1952年)、『孤独なる日の歌』(創元社・1952年)、『羊飼の時計』(創元社・1953年)、『山のパンセ』(実業之日本社・1957年)などがある。
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