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  浜名恵美 著

  A5判・上製・338頁
  定価3,780円(本体3,600円+税)

  ISBN978-4-8205-8772-9
  2004年11月

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ジェンダーは驚きとして作用する! ジェンダー研究と驚異研究を接合し、この独自の観点から、本書はシェイクスピアの作品と近代初期イングランド文化を新たに解明している。

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  山本 洋 著

  A5判・上製・262頁
  定価3,360円(本体3,200円+税)

  ISBN978-4-8205-8771-2
  2004年11月

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樋口一葉『十三夜』論、室生犀星の「西洋女優論」をはじめ、著者が1976-94年に発表した泉鏡花、萩原朔太郎、横光利一、室生犀星、石川達三らについての主要研究論文8本を時代順に収録。

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  山田麻里 著

  A5判・上製・190頁
  定価3,360円(本体3,200円)

  ISBN978-4-8205-8931-0
  2004年2月

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ディケンズの風刺、T.S.エリオットのブラック・ユーモア、マロリーのもつ郷愁、そして『失われた時を求めて』……。ウォーの作品のなかに静かに響く、豊穣なる先行テクストを読み解く気鋭の論考。

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  竹長吉正 著 

  A5判・上製・274頁
  定価5,040円(本体4,800円+税)

  ISBN978-4-8205-7999-1
  2003年9月

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野口雨情らと共に、日本の歌謡曲の基となる「民謡詩」を提唱した詩人・霜田史光。詩人・童話作家・大衆小説家と多様な顔を持つ霜田の生涯と作品を検証し、その価値を再評価する。

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  水崎野里子 著 

  A5判・並製・138頁
  定価2,730円(本体2,600円+税)

  ISBN978-4-8205-8833-7
  2003年7月

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明治以降から現在までの日本におけるシェイクスピア受容を坪内逍遙・太宰治・蜷川幸雄など著名な文学者、劇作家を挙げながら独自の視点で描いた1冊。2002年度日本のシェイクスピア劇上演の記録も付した。

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  田中俊廣 著 

  A5判・上製・260頁
  定価5,040円(本体4,800円+税)

  ISBN978-4-8205-8768-2
  2003年2月

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伊東静雄の詩業と生涯を概観・総括し、初期から後期までの発想の推移を正しく位置づけ、分析と鑑賞を精細に展開することによって、作品の新しい魅力を発見する。

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  テレングト・アイトル(艾特) 著 

  A5判・上製・424頁
  定価6,720円(本体6,400円+税)

  ISBN978-4-8205-6619-9
  2002年9月

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三島文学の作品群を物語論・隠喩の理論から分析し、「原型」「深層」「根茎隠喩(ルートメタファー)」の世界を解明。三島の初期小説をテクスト分析し、作品研究の新しい到達点を示す意欲的研究。

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  宮崎真素美 著

  A5判・上製・490頁
  定価6,090円(本体5,800円+税)

  ISBN978-4-8205-5728-9
  2002年7月

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初期から昭和30年に至る詩篇の変遷を追い,時代相、周辺詩人、また内外文学の受容の様態から、第二次世界大戦による精神の分断をきびしく拒んだ詩精神の在処を探求する。巻末「資料篇」には主要作品の校異、書簡紹介をふくむ。

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  木下杢太郎 著 上田 博 編 

  A5判・上製・298頁
  定価(本体3,000円+税)

  ISBN978-4-8205-5645-9
  2002年4月

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木下杢太郎の随想集6冊より作品を精選収録したオリジナル版。人や花鳥風月を描いた精錬度の高い文章は、読者に臨場感を与え、本を〈見る〉愉しみも体験させる。巻末に各随想集の目次・序を付す。

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  嶋岡 晨 著 

  A5判・上製・186頁
  定価5,040円(本体4,800円+税)

  ISBN978-4-8205-5726-5
  2001年4月

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フランス詩受容の視点から、日本の詩人たちのさまざまな問題を捉える論考。高村光太郎とヴェルハーレン、中原中也とランボー、三好達治とジャム、竹中郁とモダニズムなどを取り上げて考察。

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  服部康喜 著

  A5判・上製・244頁
  定価5,040円(本体4,800円+税)

  ISBN978-4-8205-6238-2
  2001年3月

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激動する昭和の四半世紀を、 歴史の〈終末〉=自らの〈滅び〉と感受した歴史意識の周縁に、特異な文学方法を開花させた太宰治。本書は、昭和初期から戦後にかけての太宰文学を終末論的視点から捉え直す。

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  青山誠子 著 

  A5判・上製・252頁
  定価5,040円(本体4,800円+税)

  ISBN978-4-8205-6609-0
  2000年11月

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男性主導の英国ルネサンス文化の裏に、 もう一つのルネサンスの底流が、〈書く女〉たちによって力強く脈々と流れていたことを、 テクストのジャンルを問わず広い視野から解明しようと試みた著者50年の英文学研究の到達点。

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  平岡敏夫 著 

  A5判・上製・426頁
  定価6,300円(本体6,000円+税)

  ISBN978-4-8205-2670-4
  1999年9月

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「私の〈昭和〉には戦後があり、戦中の軍隊体験があったのだ。」〈戦中〉と〈戦後〉、〈戦争〉と〈文学〉にこだわり続ける著者の、日本文学のみならず海外文学なども視座に入れた、渾身の評論・エッセイ集。

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  綾目広治 著 

  A5判・上製・383頁
  定価6,090円(本体5,800円+税)

  ISBN978-4-8205-2722-0
  1999年2月

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「本書は、一方でこれまでの実体化した文学観を脱し、他方で状況に癒着し、牙を抜かれた“ポストモダニズム批評”のからくりをも説き明かす。読者を批評と研究の根源へと導く待望の書」(田中 実)

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  山田昭廣 著 

  A5判・上製・406頁
  定価5,670円(本体5,400円+税)

  ISBN978-4-8205-1998-0
  1998年4月

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名前の変遷から、その面白さのわけ、演劇論、 版本の様々、日本における受容まで、縦横無尽に説き明かす、シェイクスピアの人と文学。 貴重な図版を多数収録。だれもが楽しみ学べる、シェイクスピア入門の決定版!

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  古閑 章 著

  A5判・上製・428頁
  定価6,720円(本体6,400円+税)

  ISBN978-4-8205-1943-0
  1997年12月

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日本近代文学における12人の作家 (詩人)・作品像を、作品論から作家論への通路を模索し、分析・追究した論文集。「読みの共振運動論=読書行為論」という新しい視座によって、従来の解釈とは異なる方法論を示す。

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  石内 徹 著 

  A5判・上製・324頁
  定価5,040円(本体4,800円+税)

  ISBN978-4-8205-9187-0
  1991年11月

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日本文学の発生を問い、民族の詩とことばの最も原初的な相貌とトポスを探った折口信夫の作品と思想的位相を、作品・方法・近代作家との系譜的側面、さらに文学史への視点などの諸観点から分析・考察する。

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  森山重雄 著 

  A5判・上製・318頁
  定価6,090円(本体5,800円+税)

  ISBN978-4-8205-0000-1
  1986年5月

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「風を捕え影を逐い、蝶を夢みた透谷の詩と思想を、エロス的水脈のなかにさぐる問題提起の書。北村透谷の未完の悲劇性が、未完のままで私たちを撃つことをあらためて考えさせてくれる。」 (亀井秀雄)

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